MD-500S


歯科用ミリングマシンMD-500Sは実績のある金属加工を目的とした
工業用小型三次元加工機で培った技術と経験を歯科用に応用して開発された歯科用ミリングマシンです。
5軸サーボモーター制御システムにより、高速・高精度で高品位な補綴物の加工ができます。
製品動画
MD-500Sとは
高い技術力に裏打ちされた、高速・高精度5軸制御ミリングマシン
歯科用ミリングマシンMD-500Sは実績のある金属加工を目的とした 工業用小型三次元加工機で培った技術と経験を歯科用に応用して開発された歯科用ミリングマシンです。 5軸サーボモーター制御システムにより、高速・高精度で高品位な補綴物の加工ができます。
6つの特徴
補綴物を高品質・高精度に加工
精密な加工が求められるマージンラインなど、高精度な加工性能により薄く仕上げることができます。歯科技工士の手仕上げにかける時間を大幅に削減し、作業の効率化に役立ちます。
最短9分※の高速切削
「ノーマル」「ファイン」「スーパーファイン」の3種類の切削加工パスを搭載しています。表面性状の品質と切削時間を用途に合わせて選択でき、最短9分※の短時間で補綴物を切削することが可能です。
※切削加工パス「ノーマル」でハイブリッドレジンを切削時
高い剛性を実現し、切削時の位置ズレを低減
X、Y、Z軸を1フレームベースに集中配置することで高い剛性を実現しました。ミリングバー先端の振れが少ないホルダチャック方式の固定、リニアガイド、ボールねじ、この構成により精密な位置決めができます。 さらにA、B軸には精密制御用高精度減速器を採用。位置ズレを低減しキャリブレーション作業が不要になりました。
ブレを軽減した加工ができる ホルダチャック方式
ATC(Automatic Tool Changer)機能で交換するミリングバーは チャックナットで締付けて固定します。把持力が高い機構で、回転によるブレが軽減されるため高精度な加工が可能です。
新しいコーティング技術で 高耐久・長寿命を実現したミリングバー
新しいコーティング技術を施したミリングバーは低摩擦で優れた潤滑性を有しており、加工による溶着を防ぎます。 従来のDLCコーティングより耐久性が高まり、長寿命を実現しました。
審美性を高めるC型クランプ
ディスク固定プレートは一部を開口したC型クランプを採用しました。開口部を設けることにより歯間部や前歯のアンダーカットを直接切削できるようになり、審美性の高い加工を可能にしました。
最大12個のブロックを装着可能
ブロック固定プレートは様々なサイズのCAD/CAM用ブロックに対応しており、最大12個のブロックを装着できます。
hyperDENT® Compact
複雑な形状の補綴物も高い精度で加工ができるよう、独自の加工パスを歯科技工士とメーカーが共同開発。 わかりやすい画面で簡単に操作でき、丁寧な加工パスを迅速に計算し、精度の高い加工結果へと導きます。
販売名:歯科用ミリングマシン MD-500S
分類:一般医療機器
一般的名称:歯科技工室設置型コンピュータ支援設計・製造ユニット
届出番号:13B2X10330000004
製造販売元:
キヤノン電子株式会社 環境機器事業部 東京都港区芝公園3-5-10