MD-500W
工業用金型加工機の高い剛性を取り入れることで高速かつ高精度な加工を実現しました。
最大30,000回転の高トルクスピンドル(瞬間最大18cN・m、連続使用最大9cN・m)を搭載しています。
チタン・ガラスセラミック・ハイブリッドレジン・PMMA・PEEKの加工が可能です。
製品動画
MD-500Wとは
国産開発の高速・高精度 湿式タイプ5軸制御ミリングマシン
MD-500Wは湿式専用のミリングマシンで、主に硬い材料であるチタンやガラスセラミックを切削することができます。
日本で設計・製造されており、独自の湿式加工パス技術を採用しています。
この技術により、高精度を維持しながら高速な切削が可能になりました。
特徴
切削材料
高トルクスピンドル&ホルダチャック方式
最大30,000回転の高トルクスピンドル(瞬間最大18cN・m、連続使用最大9cN・m)を搭載。
ATC(Automatic Tool Changer)機能で交換するミリングバーは チャックナットで締付けて固定します。把持力が高い機構で、回転によるブレが軽減されるため高精度な加工が可能です。
高い剛性を実現し、切削時の位置ズレを低減
X、Y、Z軸を1フレームベースに集中配置することで高い剛性を実現しました。ミリングバー先端の振れが少ないホルダチャック方式の固定、リニアガイド、ボールねじ、この構成により精密な位置決めができます。 さらにA、B軸には精密制御用高精度減速器を採用。位置ズレを低減しキャリブレーション作業が不要になりました。
最大12個のブロックを装着可能
ブロック固定プレートは様々なサイズのCAD/CAM用ブロックに対応しており、最大12個のブロックを装着できます。
メンテナンス性を考慮した構造
hyperDENT® Compact
複雑な形状の補綴物も高い精度で加工ができるよう、独自の加工パスを歯科技工士とメーカーが共同開発。 わかりやすい画面で簡単に操作でき、丁寧な加工パスを迅速に計算し、精度の高い加工結果へと導きます。
販売名:歯科用ミリングマシン MD-500W
分類:一般医療機器
一般的名称:歯科技工室設置型コンピュータ支援設計・製造ユニット
届出番号:13B2X10330000005
製造販売元:
キヤノン電子株式会社 環境機器事業部 東京都港区芝公園3-5-10